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「泉」

  • Day:2013.06.22 18:45
  • Cat:油絵


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「鳥が 花が やってきて

 いつしかそれを 泉 と呼んだ。」









裏テーマは(裏ってなんだ)、「報われてほしい 涙」です。







おんなの人アップ


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~メイキング~





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さいしょは、キャンパスに油を染み込ませるため、揮発性の油で描きます。




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このひと。

サラサラです。すぐ蒸発して乾きます。



ここで描いたものは、ほとんど残らないので、おおまかに形をとる感じです。
(わたしはいつも、正反対の色で描いちゃいます。)




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絵の具を、徐々に厚くしていきます。



トロトロのひと


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を、加えると、ゆるくなります。

粘度を調節しながら、透けたらいいな~。という質感と色で、塗ります。


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もりもり。


もりもりでちょっと乾かす。




ちょっと乾いて定着してきたら、


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ハケ 大先生。


長所:大先生。
短所:絵の具めっちゃ食う。




(ハケで慣らす場合は、ある程度凹凸が浮き出た方が綺麗なので、それを意識して、もりもりの厚塗りでした。
慣らしてからは、ポイント以外うす塗りに合わせます。)








(でも、ここからテンション上がって写真撮るの忘れた…。ごめんなさい(; ;))









紆余屈折経て、完成です。



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もりもりが、ちょっとずつ浮き出ています。








さいきんは、意図してサインを入れていません。
そのほうが空間が壊れない気がして。(あくまでわたしの解釈ですが。)



油は、思いどおりの色が出せるので楽しいです´ ω`
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混とん


やさしさ






哀しみ





憎しみ


怒り




慈しみ





どうして 僕等 こんなところで






溶け合えない体  交われない 心




同じ生(せい)に、 縛られている。







生きているよ、 きみと



切り離せない



こころ と からだ




うつろ と うつつ




同じ


意味を わすれた同士


慣れ合いましょう



人の 世界で

描くこと。

絵を描くときに、湧きあがる感情。


自分が、描きたい、伝えたいと思ったこと以外は、水の底へ帰っていく。


そして、伝えたいと思ったことでも、自分のキャパ容量を超えた分は、自然に排除されて、また底へ帰っていく。





形にする、ということは、すこしづつ、簡略化していくということ。





具体化、言語化、文字や形にするなかで、


潜在意識では真っ青だったものが、徐々にグレイがかったり、緑がかったり、透き通ったりブレたりして、


完成したときには、もう殆ど新しいものになっている。









誰かに伝えるとき、それは、心のままには絶対に伝わらない。







見た人聴いた人の、心が感じたままにしか、受け止められない。


その人の心境、環境、ある程度の固定観念、その日その時の気持ちで、


その人が感じたままにしか、受け止められない。





どんなに血肉を削って作っても、自分の想い100%は、誰にも伝わらない。





それに気づいたとき、むなしさに愕然とした。



それでも伝えることを止められない。その意味さえ分からない。








心って、そんなものなのかしら。


伝えるって、そんなことなのかしら。






ひとに伝えた形は、こころに届いた時点で、もう自分のものではない。



その人の心の中で、いきる、別の命。






新しいからだを経て、自由に羽ばたくもの。


作者が完全に消えるまで、見た人の心のなかで育ってほしい。


その人の一部になって、生きてほしい。






私の手の届かないところまで、



深く融合して、遠く旅立ってほしい。



そんなものが、描いてみたい。






最近こんなことを考えて、描いています。